寺院での開催事例~Revival みちしるべ(中央区大手門)

「Revival みちしるべ」の代表・長沢さんは、学校や家庭以外にも安心して過ごせる「こころの居場所」になれるよう、子どもたちが気軽に立ち寄って話をしたり、勉強したりして、自分らしく過ごせる場づくりに取り組んでいます。
これまで、長沢さんは「寺子屋のように、子どもたちが安心して集い、学び、交流できる子ども食堂を開きたい」という思いを持ち、活動場所を探していました。一方、正法寺のご住職は、「地域の子どもたちや皆さんの居場所になれるようなお手伝いがしたい」という思いから、子ども食堂に関心を持っていたため、スマイルスペースシェアにお寺のスペースを登録していました。長沢さんがスマイルスペースシェアのWebサイトで正法寺を見つけたことをきっかけに両者が出会い、正法寺を会場とした子ども食堂が実現しました。

長沢さんが大切にしたのは、「お寺」という空間を生かした子ども食堂にすることでした。そうして 7 月に企画されたのが、「流しそうめん」と「竹灯籠づくり」です。場所の提供だけでなく、会場レイアウトや道具の貸出などにもご住職や坊守様にご協力いただき、実現した企画でした。

流しそうめんの装置には、福津市や朝倉市、大分県などから善意で届いた竹が使われ、竹を割るところから一つひとつ手作業で組み立てていきました。その間、子どもたちは電動ドライバーの使い方を教わりながら、親子でオリジナルの竹灯籠づくりに挑戦しました。硬い竹にたくさんの穴をあけていく作業は根気を要するものでしたが、子どもも大人も熱心に取り組んでいました。

流しそうめんでは、流れてくるそうめんを箸でつかもうと、子どもも大人も大盛り上がり。井戸から昔ながらの手押しポンプで水をくみ上げたり、夕暮れ時の境内に手作りの竹灯籠が美しく灯る様子を鑑賞したりと、参加者はお寺だからこそできる体験を楽しみました。

参加者には親子連れが多く、赤ちゃんを囲んで大人たちが自然に声をかけたり、抱っこをしたりする場面も見られました。料理をする人、準備を手伝う人、食事をする人、子どもたちと遊ぶ人など、その場にいる誰もが家族のような温かい雰囲気をつくり出していました。

長沢さんの思いと、それを受け止めた正法寺の協力、そして活動に関わる人たちの力が重なり合うことで、温かな居場所が生まれ、参加者にとって特別な体験の場となりました。そこにいるみんなが楽しむ姿は、長沢さんやスタッフ、協力したお寺の皆さんにとっても嬉しいものとなりました。スペースを提供する人と活動したい人がつながることで、それぞれの思いが形になり、関わる人みんなが喜びを分かち合える活動が生まれています。

Revial「みちしるべ」
開催場所:中央区大手門2丁目(浄土真宗本願寺派 正法寺)
開催日時:第 3 日曜日(変更になることがあります) 15:00~20:00 Instagram